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「アドレナリン2 ハイ・ボルテージ」 [アクション]

ヘリから地上へと落下し、重症を負ったチェリオスは、中国人医師らが臓器を取り出そうとしている、まさにその時覚醒する。しかし、彼の心臓は、すでに摘出された後だった。

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殺し屋チェリオスが、前回、解毒剤を求めて駆け巡った街を、今作では、奪われた心臓を追って走ります。しかも、代わりに胸に埋め込まれた人工心臓はバッテリー式。定期的に充電しないと、止まってしまうという厄介な代物です。果たして彼は、自分の心臓を取り戻すことが出来るのか・・。

なんて、粗筋を述べても意味のない、徹頭徹尾おバカなエンターテイメント映画。主だった登場人物を始め、続編らしく「1」を踏襲しつつ、猥雑さはパワーアップしています。やりたい放題も、ここまでくるとお見事!と言うしかありません。

ヘンな奴らがゾロゾロ出てくる中でも、ひときわ異彩を放つのが主人公のチェリオス。一見普通のおじさん風、実は不死身のタフガイを、ジェイソン・ステイサムが怪演してます。謎だらけの彼の人物像を、「幼少時のTV出演」シーンで、さり気なく伝えているあたりが興味深いです。

そのTVシーンから察するに、「3」もありそう。次はどんな災難がチェリオスに降りかかるのか。彼とイヴとの関係は?・・楽しみなような、そうでもないような。でも、DVDになったら観るだろうなぁ。

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「トランスポーター3 アンリミテッド」 [アクション]

自宅から拉致された”運び屋”フランク。見知らぬ部屋で目覚めると、腕に奇妙なブレスレットが嵌められていた。それには爆薬がセットされており、車から離れると爆発するという。止む無く、非協力的な女を同乗させ、決死の配達を請け負うが・・。

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言うまでもなく、「トランスポーター」シリーズの第3弾。凄腕運び屋フランクの渋味、彼とフランス人刑事の凸凹コンビ振り、愛車アウディのかっこいい走り、謎めいた”荷物”、最悪の罠、敵役の憎々しさなど、全てが前2作を上回る、怒涛の娯楽アクション映画。

愛車から離れられないため、アクションシーンが少ない気もしますが、その分、身近なものを利用した面白い振り付けが楽しめます。同じ理由で、カーアクションは充実。あのギアを入れ替える(運転できないので、間違ってたらすみません)シーンには毎度痺れますが、手首の危ういブレスのおかげでもうビリビリ状態。

無口でタフな男フランクは、ジェイソン・ステイサムのはまり役だし、とぼけた外見に似ず有能な刑事、オタク度100%の技術屋など、人物設定も魅力的。でも、それ以上に、軽妙なセリフがつぼにはまります。特に、どんな時も、常にクールなフランクの話術にご注目。荷物と心を通わせるグルメ会話なんか、超オシャレ。お勧めです。

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「いずれ絶望という名の闇」 [アクション]

麻薬捜査官のフランクが、無残な他殺体で発見される。停職処分中のマットは、親友フランクのために捜査に乗り出す。

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親友を手に掛けた犯人を追うはずが、彼が関わっていた暗く深い闇に引きずり込まれることになります。一体フランクは、何を暴こうとしていたのか・・。

「あるいは裏切りという名の犬」の流れを汲む(?)フィルム・ノワール。官僚による一大汚職事件が底辺にありますが、主人公が行動するのは、ひたすら愛しい人たちのため。ぶっきら棒だけれど人情に厚い、古い世代の刑事マットを、ジェラール・ドバルデューが好演しています。

カーチェイスや銃撃戦などのアクションもありますが、マット以外全員怪しげで、誰が味方なのか最後まで分らない、一応真犯人も意表を突く人物を設定した、謎解きを楽しめる佳作。それにしても、この長~い邦題は、どこまで続くのか?

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「アンダーワールド ビギンズ」 [アクション]

大昔、ヴァンパイアは狼男族を支配下に置くべく実験を繰り返し、ついに人間の姿をしたライカンを誕生させる。長老ヴィクターはその赤ん坊をルシアンと名づけ、城内で育てるが・・。

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「アンダーワールド」の前日譚。なぜ、ヴァンパイアと狼男族が、1000年もの長きに亘って殺しあうことになったのか。その謎が解き明かされていきます。

身分だけではない、種族違いの禁断の恋。この、下手をすると陳腐になりがちな設定も、中世が舞台だと全く違和感なし。すぐさま物語に入り込めます。

「アンダーワールド」とは一味違う、若く純粋なルシアンを、身体を張って演じたマイケル・シーン。彼とソーニャ(ローナ・ミトラ)の悲恋に紅涙を絞り、どこか冷酷に徹しきれないビル・ナイには思わずニンマリ・・と、出演者の布陣もナイス。

そう多くはないものの、甲冑に身を包み、弓矢や槍、剣による戦闘シーンの迫力は、前2作の銃撃戦に決して負けていません。それにしても狼男族は強い。これまでヴァンパイア派だったけど、ライカンに目覚めそう。

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「フル・コンタクト」 [アクション]

タイ、バンコク。裏社会で働くジェフは、親友サムの借金を清算しようと、怪しげな強盗話に乗ってしまう。そして、初めて組んだサムの従兄ジャッジの裏切りにあい・・。

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狂気がほとばしる冒頭のシーンや、主人公たちが生きる、決してきれいとは言いがたい世界のリアルな描写に、気持ちは引き気味になります。

しかし、黒社会での裏切り、死、復讐という、ありがちで殺伐とした物語が、キャラが立った登場人物たちと、演じたチョウ・ユンファ(ジェフ)、アンソニー・ウォン(サム)、サイモン・ヤム(ジャッジ)の存在感で、実に味のあるものになっています。

また、意外性はないにしても巧みなストーリー展開と、アクションシーンの連発で飽きさせません。銃を持たせたら無敵のチョウ・ユンファ・・と言うかどうかは不明ですが、特別なファンでなくても、彼が銃を構えると無条件で”かっこいい”と思えるから不思議。いえ、画面にいるだけで衆目を集めてしまうあたりはさすが亜洲影帝。

裏の社会にあっても、自分なりの信義に忠実に生きる無骨なジェフは、ユンファの得意とする役どころ。それに反して、自らの美学を貫きつつ、ジェフに愛とも友情ともつかない感情を抱きはじめるジャッジを演じたサイモン・ヤム。さまざまな役柄をこなす俳優ですが、本作の冷酷で狂ったゲイ役は出色です。

ジェフが復讐に立ち上がるシーンとラストで流れる挿入歌、「這世界已瘋癲」(歌唱アラン・タム)が印象的。

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「デス・レース2000」 [アクション]

大統領が主催する、恒例の北米横断デスレース。新千年紀の今年も、改造車を駆る5人のレーサーたちが集ったが、一番人気は勿論、度重なる大怪我から奇跡の復活を遂げた、覆面レーサー・フランケンシュタインだった。

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タイムだけでなく、レース途中で轢殺した人数も競う死のレース。全国的な嫌われ者”マシンガン・ジョー”と、圧倒的人気を誇るフランケンシュタインが熾烈なトップ争いを繰り広げる影で、地下組織が動き出し・・。

たった5チームでの走りでは、クラッシュシーンなど端から望めません。恐怖のルールも、レース中に外にいるのは、間の悪い労働者やアホなチンピラくらいで、残酷度は高めですが、さほど盛り上がりません。また、改造車といっても、無駄な飾りのみでハイテク装置の搭載はなし。

でも、徹頭徹尾B級ながら、これがなかなか面白いんです。アメリカが世界(少なくとも共産、社会主義国家は支分国になっている)をひとつの連邦とし、そのトップが大統領という未来図には、思わずニンマリ。

また、大統領が国民を操るためにデス・レースを利用する姿、権力に群がり阿る者たちの醜さ、異常な楽しみにどっぷり浸かった者の愚かさ、マスコミの低俗ぶりなどなどを、辛辣に笑い飛ばしていて痛快です。

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そして何より、特殊効果に頼らない(無かった?)本気の走りが、派手さはないけれど迫力満点。中でも、レースを追う、超高速走行シーンに目が眩みます。お約束のお色気もむんむんと、若きスタローンの最低男演技も楽しい、「デス・レース」(2008)より濃密なカルト・ムービー。好きです、こういうの。

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「ブラック・レイド Cobla 11 Special」 [アクション]

アウトバーンをパトロール中のゼミルとクリスは、不審なガス工事車両を発見。ガス管に爆薬が仕掛けられていたが、なんとか被害を最小限に止めた。しかしそれは、都市全体を巻き込むテロ事件の、序章でしかなかった。

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ドイツの人気長寿番組「アウトバーン・コップ」シリーズの最新スペシャル版。冒頭の、車がばんばん吹っ飛ぶ、ど派手な爆破シーンで掴まります。「ワイルド・スピード」のヤン・ゼミコンビ以来久々でしたが、先が見えない二転三転する展開は健在。

絶体絶命のストーリーに手に汗握りつつも、ふと、”カーアクションが少なくないか”という不満が頭をもたげる頃、待望のカーチェイスがスタート。本作の見所は、乗合バス爆走シーンでしょうか。ただ、(無免許の自分が言うのもなんですが)新相棒クリスの、ドライブテクニックがいまひとつなのが惜しい。

更には、ゼミ・クリコンビの仲間である、高速警察隊の面々の登場シーンが少ないのも寂しく、私見ですが、クリスのキャラも、若干魅力に欠けるかもしれません。でも、観て損はない91分。

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「デス・レース」 [アクション]

2012年。アメリカでは、経済崩壊に伴う犯罪の増加で、常に定員オーバーの刑務所は民営化されていた。そのひとつ、凶悪犯ばかりが送られるターミナル・アイランドは、囚人たちによるカー・レースを世界中にインターネット中継し、莫大な利益を得ていた。

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ここに、妻殺しの濡れ衣を着せられた元レーサーのエイムズが収監され、所長命令で否応無しに参戦することになりますが・・。

という具合に、ストーリーは単純で、特別新鮮味もありません。そんな中、見所はやはり、重装備の改造車が鎬を削る、過激でスピード感溢れるレース・シーン。視覚効果だけに頼らないリアルさがいいです。

もうひとつの見所は、登場人物たち。いまや”無敵の男”の代表格ジェイソン・ステイサムがかっこよく、囚人レーサーの生死まで操る所長(ジョーン・アレン)のビッチぶりもナイス。ステイサムをサポートするチームの面々、彼と敵対するジョー役タイリース・ギブソンも魅力的ですが、欲を言えば、レーサー全員の個性をもっと打ち出すとよかったかも。

などと余計なことは考えず、頭をからっぽにして楽しめばいいカー・アクション映画。ラストのシーンは、賛否の分かれるところでしょうが、私見では・・無いほうがよかったかな。

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「インビジブル・ターゲット」 [アクション]

香港。街中で現金輸送車が襲撃され、多くの死傷者を出した上に、大金が消えた。それから半年、犯人たちが舞い戻ってきたことで、若き警察官3人が事件に巻き込まれていく。

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半年前に婚約者を亡くしたチャン、襲撃犯に部下も誇りも傷つけられたフォン、兄を犯人一味と疑われるワイ。事件を通して知り合い、徐々に心を通わせていく3人の友情を縦糸に、現金輸送車襲撃事件の謎を絡ませて描く、ミステリー風アクション映画。

冒頭の爆破シーンから、全編追いつ追われつの連続。冷酷非道な悪人。それぞれの正義のために戦う男たちは、倒れてもまた立ち上がり・・と、久々に香港電影らしいアクションを堪能。筋書きが見えつつも、最後まで緊張感は途切れません。

登場人物のキャラクター設定も見事。非情さの中に人間味をのぞかせる犯人像はリアルに感じられ、主人公等を気遣う人々が華を添えています。中でも、全く性格の違うチャン(ニコラス・ツェー)、ワイ(ジェイシー・チェン)、フォン(ショーン・ユー)ははまり役。甲乙つけがたい好演です。

一番の山場はラスト、チャン、ワイ、フォンの体当たりアクションかと思いますが、確かに壮絶ですが、彼らがぶっきら棒に互いを認め合うほのぼのシーン(上の画像)が好き。最後に・・ウージンは強い。そして悪役のほうが似合います。




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「ウォンテッド」 [アクション]

うざい上司に不実な恋人、おまけに金欠というストレス過多の日々を送るウェスリーは、ある日、不思議な美女に出会った途端、銃撃戦に巻き込まれる。しかも、未知の男たちから、殺しの才能があると告げられ・・。

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1000年前から存在する闇の暗殺組織。彼らに見出された冴えない青年が、砂を噛むような日常に決別、特訓の末に凄腕の殺し屋になっていく・・まではかなり盛り上がり、わくわくします。アクションもかっこいいです。

しかし、悪人を密かに葬り去っているうちは良かったんですが、ここに仇討ちという私情が入り、そのために一般市民を多数巻き込み、本人たちがそれを当然のごとく思っているあたりで、気分は萎み始めます。お前らそんなに特別なのか。

どんでん返しで少し持ち直しますが、ねずみ爆弾は・・ねぇ。ま、豪華キャストとぶっ飛びアクションを楽しむ分には合格点だと思います。さほど期待していなかったジェームズ・マカヴォイもグッド。それにしても、ちょっとやそっとの映像では客も驚かなくなってるので、監督さんも大変ね。

ウォンテッド リミテッド・バージョン [DVD]

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