「ぼくのエリ 200歳の少女」 [映画]
冬のストックホルム。郊外の閑静な団地付近の森で、不気味な殺人事件が起きる。同じ頃、12歳のオスカーは、隣の部屋に越してきた少女と知り合う。
見知らぬ土地に来たばかりのエリと、物静かで友だちのいないオスカー。孤独なふたりは、運命に引き寄せられるように出会い、友情を育んでいきます。でもある日、オスカーはエリの素性を知ってしまい・・。
人間の少年とヴァンパイアの少女の禁断の初恋。と言っても、特別ロマンティックな設定ではありません。エリは、初老の保護者が集めてくる血で細々と生きており、オスカーはイジメで悩んでいます。
そんなふたりが次第に惹かれあい、互いのために変わろう、より良くなろうとする姿は初々しく、誰もが遠い日の自分を思い出して胸がきゅんとするはず。切ないです。
ラブストーリーだけでなく、吸血鬼ものとしても面白いです。真っ白な雪と氷の世界に鮮血が映え、恐怖シーンはそう多くないものの、緊張感が途切れないまま衝撃のラストへ。
ノスタルジックな雰囲気に満ちたヴァンパイア映画。好きです。★4.5
見知らぬ土地に来たばかりのエリと、物静かで友だちのいないオスカー。孤独なふたりは、運命に引き寄せられるように出会い、友情を育んでいきます。でもある日、オスカーはエリの素性を知ってしまい・・。
人間の少年とヴァンパイアの少女の禁断の初恋。と言っても、特別ロマンティックな設定ではありません。エリは、初老の保護者が集めてくる血で細々と生きており、オスカーはイジメで悩んでいます。
そんなふたりが次第に惹かれあい、互いのために変わろう、より良くなろうとする姿は初々しく、誰もが遠い日の自分を思い出して胸がきゅんとするはず。切ないです。
ラブストーリーだけでなく、吸血鬼ものとしても面白いです。真っ白な雪と氷の世界に鮮血が映え、恐怖シーンはそう多くないものの、緊張感が途切れないまま衝撃のラストへ。
ノスタルジックな雰囲気に満ちたヴァンパイア映画。好きです。★4.5